思いつくままに組んでみたら一部の人にバカウケ(死語)だった。
自分も対戦相手もなんだかよく分からんけど面白いみたいな謎仕様。

土地 25
草むした墓 4
湿った墓 2
繁殖池 1   
森林の墓地 4
水没した地下墓地 4
沼 5
島 2
森 1
ネファリアの溺墓 3

クリーチャー 9
死儀礼のシャーマン 3
群れネズミ 1
破壊的な逸脱者 3
グリセルブランド 2

呪文 26
忌わしい回収 2
根囲い 3
肉貪り 2
ディミーアの魔除け 3
心理的打撃 3
殺害 3
禁忌の錬金術 3
血のやりとり 2
墓場からの復活 1
呪文ねじり 2
忌むべき者の軍団 2

メインボードはこんな感じ。
まず土地の配分について。
基本地形は黒のシンボル要求が多いから多めで、森と島は適当。
料理番組の小さじ少々とかのノリ。
ショックランドは調整の結果ではなく手持ちの無さからくる適当な枚数。
3色なうえにショックランドも足りない関係で除去のもぎとりが候補から抜ける。
勝って商品で揃えてもらえるように頑張るんだな(他人事

次にクリーチャー。
ただ強の死儀礼。墓地肥やしてマナ加速にしたり、ライフ増やしたり減らしたり。
何故3枚なのかは謎。一応手元に4枚あるから入れられないわけではない。
フィニッシャー枠としてグリセルブランド。
フィニッシャー兼中盤辺りのブロッカーとしての破壊的な逸脱者。
こいつのライフ削りたいのかライブラリー攻めたいのかよくわからん動かし方が
デッキの方向性をあやふやにしてる可能性が大いにある。
肉貪りと組んで20点ゲインとかライフゲイン装置になる事もしばしば。
謎の枠といえばピン挿しの群れネズミ。
手札にきたカードを捨てる手段確保のためかもしれないが、foilだからとりあえず入れた疑惑が。
群れネズミ1枚でリミテッド無双できるという評価にあやかりたくて
入れた可能性もあり、詳しい事は調査中とのこと。

次に呪文。
リストの中に4という文字が見当たらない辺りに、
とりあえず色んな物入れてみたかったという製作者の欲望が滲み出てる気がする。
序盤の土地確保のための根囲い。
2ターン目に撃つとディスカードを強いられる事もしばしば。
忌わしい回収は、クリーチャー少ないこのデッキだと、
相手のエンドに5枚見て土地加えるだけのカードになる事が多かったので要らないかも。
欲しいカード探しにいくなら禁忌の錬金術で十分っていうか、
除去欲しい場面とかの方が多いから断然錬金術。
ゲームが長引くのが前提の作りなのでフラッシュバックも結構使う。
息切れしてる相手を尻目に自分だけ欲しいカード探しに行けるのが強かった。
ディミーアチャームは撃ちづらくて使い勝手悪いというか、
ディミチャじゃないとダメって場面がないから必要無い感じ。
除去はトラフトに殺意を込めた肉貪りと、とりあえず万遍なく除去できる殺害。
肉貪りは緊急時にライフゲインしたりと除去以外の機能もあって強かった。
殺害はオブゼダートみたいな除去しにくいのも気にせず除去できるし、
対戦相手のデッキテイプに影響されないから思っていたより使いやすかった。
土地の関係でもぎとりが使えそうになかったので、急遽入れてみた血のやりとり。
4マナで2体除去は強いけど、自分も並べないから基本全滅する。
あと、相手がバンバン展開してくるデッキだと2体生贄だと追い付かなかったり。
打ち消しには心理的打撃を採用。
雲散霧消だと呪文を追放してしまうので、採用してる呪文ねじりと相性悪いのと、
青青が出るか不安だったので、青黒要求の心理的打撃をチョイス。
打ち消した時の2枚墓地送りは基本的に役に立たない。
色の関係上、白が出ないのでリアニメイト呪文も屈葬の儀式ではなく
墓場からの復活を採用。
釣ったクリーチャーは黒とゾンビを得るので究極の価格と夜の犠牲に耐性が付く!
こ、これはソリューションや!と思ったけど言うほど活きた場面は無かった模様。
呪文ねじりは瞬唱が無くてもフラッシュバックが使える所を見せてやるって感じで。
実際使ってみた感じは、ビートだと呪文唱えないし、コントロールだとアゾチャで
1枚引ける程度。
この辺はまあ想定通りで、忌むべき者の軍団を6マナで唱えられるのが強かった。
強いけど重い呪文とかを多めに入れて呪文ねじりで踏み倒すという、
呪文版リアニメイトがこのデッキの構想だったけど、採用枚数は2枚という現実。
忌むべき者の軍団は思ってたより素撃ちできた。
というのも、このデッキは特に明確なプランもなくダラダラ除去しながら動くので
マナが割と伸びる。
あと勝ち手段が少ないのもポイントで、ラヴニカ環境の初期くらいに流行ってた
青白奇跡の天使への願いを奇跡するまでに似てる。

デッキの動き方はとしては根囲いと禁忌の錬金術で手札を充実させて、
死儀礼でライフ操作しつつ、除去で時間を稼ぐ。
第一チェックポイントになるのが、破壊的な逸脱者。
これを適当に呪文唱えて大きくして殴り勝つのもプランの一つ。
でかくなるついでに相手の墓地に死儀礼や呪文ねじりの弾を補充してもらう。
ネファリアと合わせてライブラリーアウト狙うのはたぶんあんまり安定しないから
お薦めはしない。
第二チェックポイントは呪文ねじり。
墓地に落ちた忌むべき者の軍団をリアニメイトして勝ちを狙う。
相手のデッキがリアニメイトなら屈葬を貰ってグリセルブランド釣ったりも可能。
そしてこのデッキの大半がこの勝ち方になる第三チェックポイントが、
忌むべき者の軍団の素撃ち、またはフラッシュバック。
墓地を肥やすついでに呪文ねじりが2枚とも落ちてプランが崩壊したり、
グリセルブランドも墓地に居るけど、唯一の釣る手段であるピン挿しの
墓場からの復活も一緒っていう状況が よくある。
そういう時は仕方ないので8マナなり10マナなりを払って素打ちする。
意外と返しに除去できないので、そのままゾンビで殴り勝てたり。

回す時の注意点としては、呪文ねじりのために最低1枚は相手の墓地に呪文が必要なので、
死儀礼で追放しすぎないようにするのと、
余裕があればネファリアを相手に1回起動して墓地を整えておくこと。
打ち消しや啓示は瞬唱で使い回されて、こっちは使っても得しないから即BAN。
禁忌の錬金術は、除去が欲しい状況じゃなければ後々のことを考えて、
グリセルブランドや忌むべき者の軍団を加える事も重要。
申し訳ない程度しか釣る呪文無いから墓地に置いて期待しない方が良かったり。


対戦してみたら何処となく怪しい動きがちらほらあるのでおもしろいらしい。
あと、自分の墓地肥やしてるのかと思ったら、相手のデッキ削り始めたり、
何がしたかったのか良く分からないまま勝ったり負けたりするのもポイント。

個人的なチューニングでビート相手はからっきしなので、
コントロールの多い地域でお薦めのデッキです。
アグロダメ。ゼッタイ

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